生徒紹介

生徒の成績

2022年度のトップ3(テスト結果より)

・1位「T高1年:やま君」・・・英語91点、数学Ⅰ98点(継続2年)
→平均点が低く難しかった英語ですが、クラスで一人だけ90点を超えてクラス1位となりました。

・2位「N高1年:藤さん」英語84点、数学Ⅰ97点(継続1年)
→数学Ⅰはケアレスミスで3点を落としましたが、それがなければ100点満点でした。

・3位「東陽中3年:ゆうさん」数学95点(継続1年未満)
→単元「式の展開」で計算が多い範囲のテストです。演習を多くこなしたので高得点が取れました。

☆継続年数が長くなるほど点数が上がり安定するので、やはり上位は高校生などの高学年が占めています。

過去最高の成績アップ者

神居東中学校3年「清原育也」君について

中1中3
内心ランクFランクCランク
偏差値52前後58前後
学年順位最高38位最高12位
トータル成績
中1通知表中3通知表勉強法
英語35家庭教師
数学34独学
苦手科目の通知表
中1中3
英語(定期)5987
英語(学力)7693
数学(定期)7280
数学(学力)4983
苦手科目のテスト最高点

☆定期テスト…学校の先生が作成するテストであり、通知表に大きく関与します。(範囲狭くて簡単)
☆学力テスト…北海道教育文化協会のテストであり、通知表にほぼ関与しません。(範囲広くて難解)

どんな生徒だった?

笑顔が多い子だと周りからも言われていましたが、人の話をよく聞く素直な性格の持ち主です。物心ついた時から知的好奇心が旺盛だったようで、遊びや勉強に精を出しています。また彼は4人兄妹の長男であり、兄妹3人の面倒を見ながら育ちました。

成績アップの秘訣は?

本人の「将来、学校の先生になりたい」という気持ちが勉強目的でした。また当時、練成会に通塾するお友達の坂下君というライバルがいるとのことで「勝ちたい」という気持ちが一層モチベーションを上げていきましたね。やはり勉強するためには、計画を立てるほかに「目的」も必要だと考えます。

授業回数は?

週に2、3回の授業(英語のみ)を受けてもらうことになりました。母子家庭でかつ生活保護を受けていたので金銭的な余裕はあまりなかったようですが、お母様から家庭教師をつける決断をしていただけました。そのお母様はご病気であったので、長男としてしっかり勉強しなければと考えていたはずです。何より、母に大切にされながら、親孝行をしていたのがわかりました。

勉強内容は?

中学2年生から家庭教師がスタートして、まずは「be動詞」の演習問題から始めました。やはり、土台ができていないと英文作成・読解ができません。だからこそ、過去の復習(中学1年生の単元)に時間をかけました。「この英文はどう訳したら良いですか?」と質問されたら「まず主語がどれかわかるかな?そうだね、自力でわかったなんてしゅごい!そして動詞はこれで2通りの意味があるけれど、この文では(略)」と丁寧な解説です。英単語のスペルで「練習するって意味のp(r)actice。アールかエルか忘れちゃう」と言われたならば「何ごとも練習アール(r)のみ!」などと豊富な語呂合わせで教えていきました。

いつ成果が出た?

彼の場合、ズバリ1年後です。テストなどで安定した得点を取れるようになるには、やはり時間が必要でした。しかし、裏を返すと「1年間で苦手科目が完全克服」できたことは、とてつもない成果だと思います。家庭教師または学習塾でも良いので次を考えてみてください。「週2回の勉強」で得られる効果は週1回の何倍でしょうか?週1回では中6日空くのがわかりますよね。ここを考慮されていない方が多いです。これだけ日が経てば誰でも忘れてしまいます。つまり、週2回にすると忘れる内容がぐっと減り、ささっと次に進んでいけるので効果は2倍以上であると持論を述べます。

高校受験はどうなった?

旭川南高校(普通科)を受験することになりました。内申ランクも学力点も十分だったので、推薦入試を受けることになります。しかし、南高の推薦は1.7(その後の一般入試は1.6)と非常に厳しい倍率でした。それでも面接の練習を何度もして準備を整えたようです。推薦入試の結果は・・・みごと合格!母を安心させられました。また、学校ではそれほど一緒にしゃべらないような友達(村山君)が文字通り飛び跳ねて喜んでくれました、おめでとうと。とても嬉しかったですね。

高校入学後は?

旭川南高校に晴れて入学後、最初のお迎えテストでは200人中9位を取りました。その後、家庭教師で続けていた英語のおかげで、予習ノートを「和訳、見~せて」などと友達に頼られる存在となります。引き続き、英語以外もしっかりと勉強して学力四天王と呼ばれるようになります。

現在は?

大学に進む余裕はなかったようで、とある大手学習塾の教室長として勤務します。そこでいくつか功績を残して独立しました。現在ではプロ家庭教師として、旭川市内で活躍中です。「こんな優しい家庭教師がいたら良いな」というイメージを思い浮かべながら、多くの生徒と日々勉強しています。みんなからは「とら先生」などと呼ばれて慕われるようになりました。

家庭教師・学習塾をお考えの方へ

「本当に成果が出るかな?」と考えているご家庭は低回数で設定しがちです。そしてテスト結果を見て「まあこんなものか」となり不満足なら止めてしまう。そして、他塾に移ってみても大抵同じことが繰り返されます。もったいないですよね。「勉強したらすぐに成果が出る」と考えていることは親御さん・生徒・先生の三者を不幸にさせます。継続は力なり。私としては、全員が手を取りあい結果が出るまで、三位一体で頑張りたいですね。